2025-07-24
素描展

国立西洋美術館で開催中の素描展へ行ってきました。
楽しみだった~^^
素描とは、いわゆるデッサン、ドローイングのことを言います。
私も学生時代、このドローイングを学びました。
木炭、えんぴつで表現しますが、単に下絵と思われがちですが、今回は素描自体が芸術作品。
しかも600年も前の物が見られるんです。
作者を感じるような、まるで作品の途中を見ているようなそんな感じがしました。
素敵でしたよ。素晴らしかった。
この日は、企画展のほかに常設展、小企画展も観てきました。
小企画展では、多くのピカソの作品がもう素晴らしいのなんの。
常設展では、多くの作品が寄贈されていることに、しかも多く目にした女性のことがなんだか気になりました。
その名は山本英子さん。検索してみると、山本さんは東京のある病院の院長で若い頃は画家を志したが、結局
家業を継いだよう。しかし、美術が大好きな彼女は画廊で好きな作品を見つけると月賦をしてでも手に入れたそう。
がんの末期状態になった山本さんは寄贈されたのですが、その際
「意識がはっきりしている間に整理しておきたいの。長い間これらの作品と一緒に暮らせて幸せでした。
絵とか彫刻とかはみんなのものですから」と言われたそうです。
なんて素敵なエピソード。
私も観られて本当に良かったです。
また行きたいと思います。
この後は、上野のハーブスで大好きなバナナクリームパイとココナツティー😊
上野のハーブスは他よりも空いている!^^;耳より情報でした。