2019-07-20
京都アニメーションスタジオ放火事件
京都アニメーションスタジオ放火事件。大変な事件がおきてしまいました。
あのニュースを見るたびに、涙が止まらなくなります。
おひとりおひとり、仕事にやりがいを感じている方々ばかりだったと思います。
私には21歳の長女がいますが、度々電話をかけてきては「友達の聞き役ばかりだから、話を聞いてほし
いんだよ!」と怒涛のように話す彼女の話は面白く、わたしはいつも嬉しく思っています。
そんな娘と、この事件の被害者の方々が重なり、やりきれなくなります。
私の長女は、夫と同じ職業を目指していましたが、高校2年生の冬に別の道を進むために文転しまし
た。相当の覚悟だったと思います。当時の担任の先生からは厳しく「それで良いのですか?」と電話
がきました。娘が自分で決めたことですので応援したいとお伝えしました。その後は苦労のかいがあっ
て、今ではとても楽しそうに学生生活を送っています。
先日は、「働いてみたい会社があるんだよ」と電話をくれました。会社に行けば組織の中で思いもよら
ないことが起きるでしょう。まだまだ応援して行きたいと思います。
犠牲者の皆さんも、こんな風に見守られながら現在まで過ごしてきて、大切な家族や友人がいて、かけ
がえのない存在だったのに…。
つい、離れて暮らしている娘のこれまでを思い出してしまいました。
この様な理不尽な事件が二度と起こらないことを願わずにはいられません。
犠牲者の方々のご冥福をお祈りいたします。