日々のつぶやき
2025-08-03

パウルクレー展

パウルクレー展を観るために静岡へ行ってきました。

静岡市美術館は静岡駅の真ん前、歩いて5分もかからないところにあります。

静岡駅前は主要な建物が地下道で繋がっていて、この暑さでも陽が遮られ大変便利です。

パウル・クレーはスイス生まれの画家です。

抽象的な作品も多いですが、なんといっても色彩が私は好きです。カウンセリングの部屋にも作品を飾っています。

天使シリーズというかわいらしい作品たちも有名です。

彼はこの時代の、しかも戦争も経験しナチスから逃れるためにスイスに亡命もしていますが、

比較的生活は恵まれていたと感じます。

バウハウスという美術工芸学校で教鞭もとっていたせいもあると思います。

私が親近感を覚えるのは、一人息子の子育てを現代にも劣らないほどしていたというところです。

パウルクレーの日記も有名なのですが、

その中に「ある日突然、暴君がやってきた。」というところがあります。

赤ちゃんが生まれた時って、まさにそうなんですよね。

大人がみんな振り回される、そんな気持ちを100年前にパウルクレーも知っていたんだ。と思うと彼への興味が

益々湧いてきます。

白が基調の美術館は作品を引き立てて、素敵でした。

良かったなぁ