ゴッホ展
デジタルアートは実物を超えるのか
私は「超えない。」と即答したい。
栃木県立美術館で行われていた「動くゴッホ展」へ行ってきました。
ゴッホが好きなので、SNSで知り、そんなに調べずに行ってきました。
まさか、全部がデジタルアートと複製画とは思いもよらずに…。
世界中から、850点という文字で早合点しました。
入場料が少し安いな?と思いながら、美術館へ。
肖像画が瞬きしたり、ゴッホの特徴といえる背景のうねりが動いたりしている…。
「え?全部デジタルなの?」
近くのスタッフに聞いてみると、今回は本物は一つもない。という。
朝一に新潟を出てきた私は落胆して、もう見る気が無くなってしまった。
私は美術館巡りが好きだけど、コピーや複製とわかると見無い…
もうこの世には生きていない画家の優れた絵画を観たくて、事前に情報を毎回読み込み出かけるけど、
残念の一言でした。
しかし、ゴッホ展は大盛況。口コミを読んでも好意的な文章しか見当たらない。
ほとんどの人は、フェイクで満足なんだ…。
私の落胆ぶりが気になったのか、先程のスタッフの方がいろいろと声をかけて下さり、
この後、餃子を食べに行くと私が伝えると、宇都宮餃子マップ最新版を探して持って来てくれたり、
バス停を教えてくれたりととても親切にしてくださいました。
タイミングよく知り合いから連絡がきて、デジタルアート展だったことを伝えると
「デジタル見たことも無駄にはならないよ」と言ってくれる。
そうなんだよね。そういうことだってある。たまには^^;
行ってみたからわかる。やってみたからわかる。という事は
この世界には多い。
宇都宮に着くまでの在来線の乗り換えはとても楽しかったし、時間が空いた分、用意しておいた行先も
全部行ったように思う。
一人旅は本当に気楽。だけど、毎回強行軍。旅に行く前は、こなせるのか不安だけど、
こなした後の満たされた感がとても良いのです😊
行く先々でいろんな人と話すこともあって、本当に楽しい。