2025-10-21
ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢
12月21まで東京都美術館で開催中のゴッホ展へ行ってまいりました。
今回は素晴らしかったです。
視点が新しい美術展でした。
ゴッホは生涯独身でした。
彼の画家時代を支えたのは、弟のテオ。テオは自身が結婚してからも兄のゴッホに送金したり、画材を送ったりと
よき理解者であり、とても献身的に支えました。
ゴッホの死後、テオは後を追うように病気で亡くなってしまいます。
テオの死後、妻のヨーが膨大なコレクションを管理し、守ってきました。
今回の美術展では、そのヨーと、テオとヨーの息子フィンセント・ウィレムに視点が当てられ、今日までどのように
引き継がれてきたのかが焦点でした。
念願のゴッホの作品も素晴らしいものでしたが、興味深かったのはゴッホが生前自身で集めた作品も展示されていました。
ゴッホは浮世絵のファンであり、作品にもその影響が色濃く出ているのですが、その浮世絵も保存状態がよく、
美しいものばかりでした。
ヨーは息子の相続税を考慮し、寄付したり、必要に合わせて売買したり、かなり賢い方です。
帳簿も展示されていましたが、字体からも彼女の性格がうかがえました。
気温が落ち着いたせいか、インバウンドの観光客も多め^^;です。
遠足らしき子供達も多く、快晴で、楽しそうな雰囲気に上野は包まれていました😊
11月の連休にもおすすめです🍁